ペンギンの飛行

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読書を無駄にしないアウトプット方法!得た知識は必ず活用しよう

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本は読むだけじゃなく、アウトプットしなければすぐ忘れてしまうというけど、どんな方法が効果的なんだろう。
面倒なことだと、長続きしないしな。

こんな悩みに答えます。

本の内容をきちんと記憶できるアウトプット方法を知って、読書で得た知識を活用したい!

という方の参考になれば嬉しいです。

 読書を無駄にしない5つのアウトプット方法

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Education illustrations by Storyset

記憶の定着に効果があるアウトプット方法を紹介します。

樺沢紫苑さんの著書『読んだら忘れない読書術』によると、一度暗記したら、1日後、3日後、7日後に復習=アウトプットすると記憶に残るそう。

つまり、1週間に3回を目安に、これらのアウトプット方法を実践することをおすすめします。

読書ノートをつける

ベタですが、ちゃんと効果があります。

読書ノートを書く時、脳では様々な部位が活動しています。

  • 本の内容を思い出す。
  • 本の内容を要約する。
  • 文字を書く。
  • 書いた文字を目で確認する。

といったように。

特に、手書きの場合は指を細かく複雑に動かすため、脳の複数の領域が活性化します。

これによって、記憶に残るだけでなく、判断力や集中力のアップを促すこともできるのです。

読書ノートを記録するのは手間がかかることですが、その分効果は期待できます。

 

詳しい読書ノートの書き方については、下記の記事で解説しているので、よければどうぞ。

penguin-pen.hatenablog.com

人に紹介する

相手は誰でもいいので、読んだ本を紹介してみてください。

人は、本で読んだことよりも、人との会話の内容の方をよく覚えているから。

読書は1人で行うものなので、適当にやっても困るのは自分だけです。

でも会話は相手がいるから、手を抜くわけにはいきません。

  • 相手の話をしっかり理解しなければ
  • 自分の話を分かりやすく伝えなければ

と、自然と集中して取り組みますよね。

だから記憶に残りやすいのです。

ただし、「面白かった」「つまらなかった」のような感想だけを述べるのはNG

  • 本に載っていた〜の実験の話が面白かった
  • 〜という説は、自分が思っていたのとは全然違っていて意外だった

というように、具体的な本の内容を説明しましょう。

その方が会話もはずむし、相手に「博識な人だ」と思ってもらえますよ。

SNSを活用する

読んだ本の感想を、SNSに投稿するという方法です。

手軽にやれるので、「忙しくて読書ノートとか書いてる時間はない!」という方におすすめ。

特にTwitterは字数制限があるので、要点をまとめる練習になります。

まとめるのが難しければ、本を読んでこれから実践しようと思ったことをひとつ書くだけでもOKです。

自ら情報発信することで、同じような趣味の人とつながることもできるでしょう。

ネットにレビューを書く

SNSへの投稿から、もう一歩踏み出すイメージです。

自分のブログや、本の通販サイトなどに書き込んでみましょう。

上に書いた読書ノートに近いですが、こちらはネット上で多くの人々とシェアできるという違いがあります。

人に見られるからこそ、適当なことは書けませんよね。

特にレビューは、読んだ人がその本を買うきっかけになるかもしれません。

だからこそ、本を読む時から内容をちゃんと把握しようとするし、レビューを書く時も「正しい情報を書こう」と、自然と努力できます。

実践する

何だかんだでこれが一番です。

本を読み、自分の生活に活かせる学びがあったのなら、今すぐ実践しましょう。

何もしないなら、それは「知識」の持ち腐れになってしまいます。

失敗してもかまいません。また別の方法を試せばいいだけですからね。

そして実践したら、必ず「どうだったか」を振り返りましょう。

そうすることで、本から知識を得るだけでなく、実践してみて新たに分かることも

、知識として吸収することができます。

読書→アウトプットを続ける方法

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Work illustrations by Storyset

選ぶ、試す、繰り返す

無理に続けようとせず、まずは自分に合った方法を探してみてください。

ジェイク・ナップ氏、ジョン・ゼラツキー氏の共著『時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』によると、成功のコツは、「選ぶ、試す、繰り返す」ことだそう。

本から得た知識で人生をよりよくしようと思ったら、一度にすべてを変えてしまう必要はありません。

  1. 実行できる小さなこと1つを選び、それが自分に合っているかを試す。
  2. また別の方法を試す。
  3. 繰り返す。

これをやり続けます。何かを継続するというより、「試行錯誤を続ける」と考えましょう。

この記事では、読書後のアウトプット方法を5つ紹介しているので、まずはその中から一つを選び、実践してみてください。

うまくいけばそれを続ければいいし、ダメでもそこで終わりではなく、もっといい方法を探せばいいんです。

改善することをやめなければ、それは失敗にはなりません。

記録をつける

何かを継続したいと思ったら、どんな方法でもいいので、その日にやったか、やらなかったかの記録をつけてみましょう。 

普段日記をつけている人ならそれに〇か✕で書いてもいいし、カレンダーを塗りつぶしていくというやり方でもOK。

読書の場合は、まず読んだ本のリストを作り、どんな方法であれアウトプットをしたら、チェックマークをつけるという方法もあります。

継続できていることを目で確認できると、自然とモチベーションも上がりますよ。

できなかった時のルールを決める

たった一度、できなかっただけでもうやめてしまう、という人は意外と多いんじゃないでしょうか。

そんな時のために、できなかった場合はどうするかをあらかじめ決めておきましょう。

  • スクワットを5分間やる
  • 英単語を3つ覚える
  • 部屋の掃除をする

などなど、まったく関係ないことでもOK。

ポイントは、ちょっとだけ面倒くさくて、自分のためになることを選ぶこと。

これなら、読書後のアウトプットをサボっても、「これだけはやった」という達成感を得ることができます。

まわりの人に宣言する

周囲の人に宣言することで、あえて自分を追い込んでみてください。

自分との約束をやぶっても特に問題はありませんが、誰かとの約束は、そう簡単にやぶるわけにはいきませんよね。

たとえば、

「これから、1週間に一度、本の感想をツイートする!」

と宣言します。ツイートしてもいいでしょう。

一度言葉にしてしまえば、取り消せません。1週間たってもツイートがなければ、周囲の人は心配して「どうしたの?」と声を掛けてくるでしょう。

もしくは、「有言実行できない人だ」とあきれてしまうかもしれません。

周りの人に宣言することで、やらざるをえない状況にしてしまいましょう。

完璧にする必要はない

「継続」という言葉を聞くと、「一度も途切れさせてはいけない」と思ってしまいます。でも「習慣」は、必ずしもそうとは限りません。

一度やらなくなっても、また始めれば、それはまた「習慣」になります。

歯磨きや入浴だって、誰しも一度くらいサボったことがありますよね。

読書後のアウトプットに関してもそう。読書ノートを1カ月やらなかったとしても、その後半年間やり続けられれば、十分続けられたと言えるのではないでしょうか。

どんなことでも完璧にしようとこだわらず、「ちょっと休んでも、また始めればいい」と軽い気持ちでやってみてください。

まとめ:読書→アウトプットで知識を活用しよう

 繰り返しになりますが、この記事で紹介した読書後のアウトプット方法は、下記の通り。

  • 読書ノートをつける
  • 人に紹介する
  • SNSを活用する
  • ネットにレビューを書く
  • 実践する

ずっと同じ方法をやり続けなくても、時には他の方法を試したり、複数の方法を交互にやってみたり、好きなようにしてOKです。

あなたに一番合ったやり方を、あせらず、じっくり探してみてください。